「オタイヤ市デラックス パート3 in 顕証寺」のポスターが出来ました。

今年のオタイヤ市のポスターが出来たのでここでもお披露目しておきます。

オタイヤ市と呼んでいるこのイベントはどうやら「オタイヤ市デラックス パート3 in 顕証寺」という名前のようです。

この記事で初めてこのイベントのことを知っていただいた方のために改めてご説明しておきます。

このイベント通称「オタイヤ市」はグルメとカルチャーがごちゃ混ぜになったマルシェイベントです。

飲食ではフレンチビストロやラーメン店、創作居酒屋などジャンルを問わず主に大阪府でお店を営む飲食店さんが多数出店、どこのお店も普段から人気の繁盛店なのでそれが1箇所で気軽に食べられるというのがとてもお得です。

それ以外にも八百屋さんが提供する新鮮野菜たっぷりのピザがあったり、オリジナルブレンドのコーヒーをその場で挽いて提供していたり、とにかくおいしいものがわんさか並びます。

そこに我々「東大阪繊維研究所」のTシャツを含めた物販やワークショップ等が加わるのですが、これまたなかなかマニアックなラインナップでして、ろうけつ染めの暖簾作りとか、茶道の師範によるお茶の教室とか、そのどれもがその道で高い評価を得ている方々ばかりなので、それらの方々のお仕事の一端を垣間見られるだけでもワクワクします。

さて、この「オタイヤ市」という名前ですが、元々大阪府八尾市に古くからあった「お逮夜市」という露店市から名前を取っています。

「お逮夜市」がいつ頃に始まったものなのか諸説あるようなのですが、少なくとも明治時代から昭和初期にかけて賑わいを見せていたようで、場所は今回の催しが行われる八尾市の顕証寺さんと、同じく八尾にある大信寺さんの2つのお寺を結ぶ道沿いで行われていたとされています。

売っている物も衣類や雑貨から家具、食料品までなんでもあり、地元の八尾市だけでなく全国の様々なところから出店が集まっていたとされています。

そんな素敵なイベントも経済の発展とともに廃れてしまい、今では地元の商店街がその名を冠した特売日を月に2度設けているだけのような状態でした。

けれど、様々なジャンルの人たちが交流して楽しむことが出来るイベントなら、形やスタイルを変えて現代に復活させても面白いんじゃないかということで、特に参加者に対するルールや規制を設けず、イベントを素晴らしいものにしたいという思いを共有しながら一緒に盛り上がってくれそうな人たちに声をかけていくうちに出店者さんが集い、2年前の11月第1回目の「オタイヤ市 in 顕証寺」が開催されました。

初開催の2年前は多少段取りのよろしくないところもありながら、それでもみんなで楽しく盛り上がりました。

去年は1年目の反省点を元に色々なところを大幅に改善した結果大盛況でした。

今年はどんなイベントになるでしょうか。

出店する我々「東大阪繊維研究所」は今年も相変わらず11月の寒空の下、半袖のTシャツだけを頑なに販売します。

イベントの主催者メンバーたちも準備や段取りでめっちゃ頑張っております。

私も微力ながらそのお手伝いをしつつ、「Tシャツをガンガン売るぞ!」というような気持ちよりは、とにかく当日自分自身が目いっぱい楽しんで盛り上がろうと思っております。

ひとりひとりがそんな感じで参加したら自然に上手くいくだろうと。

そんなわけなので、なんか楽しいことでワイワイしたい!という人はとりあえずその気分だけ持って当日お越しください。

そしたら素晴らしい一日になるはずなので。

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