SAFILIN(サフィラン)社製フレンチリネンのストック販売をスタートします。

以前こちらのブログでも書きましたが、サフィラン社のフレンチリネンをストック販売することに決めまして、ようやく販促用の資料が完成しましたのでこちらでもお知らせいたします。

品番 : SAFILIN(サフィラン)
番手 : 2/26NM
混率 : 100%Linen (FrenchLinen)
ストックカラー : 28色

サフィラン社は1778年創業の老舗リネンメーカーです。

世界史でも有名なフランス革命が1787年に始まっていることを考えると、それよりも約10年前に創業して今なお業界のトップメーカーとして活動を継続しているサフィラン社の歴史には容易に想像しがたい重みを感じます。

サフィラン社の理念は「Spinning in the fields」(フラックス畑の中で糸作り)です。

なかなか牧歌的というか、とてもシンプルというか、歴史ある会社ならではのストレートなメッセージですね。

地元の畑で収穫されたフラックスを地元でリネンに紡績する。

フラックスの栽培に携わる人々やその技術、それをリネンに紡績するためのノウハウや設備やスタッフ、出来上がった糸が出荷されるまでの全てのことにサフィラン社が係り責任を持つ。
だからこそ確かな品質を維持し、自信を持って販売することが出来るのだという強いメッセージが「Spinning in the fields」という短い文章に非常に簡潔にまとめられています。

販促資料を作るに当たり糸を撚糸して編む工程を自社で行いました。その際、毎日のように色んなリネンに触れている当社社員たちが「やっぱり綺麗な糸だな」と何度も口にしていたのを聞いて私自身も安心しました。

実際のモノの良し悪しは手にとって見ていただくほかありませんが、見ていただければ伝わると信じています。

何よりも糸のネップが少なく光沢があります。

合成繊維や金属糸の持つきらびやかな光沢ではなく、自然で落ち着きのある光沢。

細かな薀蓄やストーリーを加えなくても、商品にしてしまえば自ずと伝わるであろう高い質感。

作ってしまえば答えが出るので、ある意味分かりやすい素材です。

自分でハードルをあげまくってしまったので、実際使われる方の評価がどうなることか多少の不安もありますが(笑)おそらく気に入っていただけると思います。

上部写真にて掲載したカラーカードはいつでも発送可能ですので、是非一度手に取ってみてください。

コメントを残す