まず自分たちでやってみる、という楽しみ方。

「エップヤーン雑貨店」という名前で手芸糸を売り始めることになったので、オンラインストア用に写真を撮影してます。

撮影に当たって照明の当て方や背景をどうしたら見栄えが良くなるのかといったことが全く分からなかったので、インターネットなんかで色々調べながらやってみました。

調べては見たものの、結局イマイチ良く分からない。

仕方が無い。

分からんなりにやってみよう。

ということで、撮影用の背景はベニヤ板につや消し白のペンキを塗って作り、持っていた照明器具の高さに合うように台を作って撮影してみました。

全て材木を切ってビスで固定してというDIYです。

撮影するカメラは何年か前に型落ちで安く購入したデジカメ。

Tシャツブランド「東大阪繊維研究所」を始めたときに買ったやつです。

取扱説明書をちゃんと読んでいないこともあって、露出の合わせ方とか解像度の設定方法なんかもカメラを触りながらなんとなくで覚えました。

女性社員2名と私であーだこーだ言い合いながら撮って確認してを繰り返すこと数日、ようやく良い感じの写真が撮れるようになってきました。

撮った写真の仕上がりはこんな感じです。



これなら十分使えるクオリティのはず。

せっかくなんでついでにこんなものも撮ってみました。

クマとクリスマスツリーどちらも今回販売するリネンの糸で作ったものです。

作ったのは入社4年目の女性社員。

うちに来た当初、たまたま糸を処分しようとしていた時に

「この糸、捨てるんならもらって帰っていですか?」

というから

「もちろん!何なら全部持って帰って!」

ということで色々と糸をあげました。

そのときに
「せっかく良い糸がもらえるなら編み物を始めてみようかな」

ということで勉強し始めたらしいです。

3年でこんな立派なものを作れるようになるなんて、めっちゃセンスがあるんじゃないのかなと思います。

そうやって編み物を習得してくれていたことが、今回手芸糸を販売するに当たってのサンプル作りに生きてくるんですね。

なんでも繋がっていくもんやなぁと思います。

糸は自社製、写真撮影機材も自作、撮影も自己流、編み物の見本も自社の社員が作るし、値札やパッケージも自作でイラストは社長の自筆。

なんでも自分たちで作る、それがエップヤーン有限会社。

いやはや、楽しい。

余分なコストをかけていない分、商品は安く作って安く販売できる。

これってサスティナビリティか?

ちょっと違うか?

しかも自分たちは色々と楽しみながら作業している。

これこそワークライフバランスというやつか?

これも違うか?

まぁ、そういうのはどっちでも良いですわ。

いずれにしても、商品の糸を含めてすべて楽しみながら作ったものなので、その感じがお客様に伝わるように販売していきたいですね。

まずは12月2日からの阪神百貨店さんのイベントでお披露目して、それから自社のオンラインショップで販売予定です。

よろしくお願いします。

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